| 日々、子供たちを取り巻く痛ましいニュースが後を絶ちません。親が子を、子が親を傷つけ、また教師が生徒を、生徒が教師を傷つけるような事件の報道、そして、これらがさほど重大な出来事に感じられないような社会になりつつあるというのも現実です。
私たちは、このような深い心の闇を抱える時代の中で、今一番大切であり必要な事は、本来教育の原点であった「家庭」をもう一度再生させる事だと確信しています。学校や社会のせいにして、何もかも他人に責任を転嫁するのではなく、親と子が「心を通わせ、触れ合う」という子育ての基本に今一度立ち返り、この法人の大きなキーワードとも言える「夢」について親子で語り合い、育んでいけるような社会作りを目指します。また、人を思いやる心・素直に感動する心を「教育」し、そして「共育」してくことが何より大切だと考えます。
一方で小学校低学年からすでに顕著にみられる学力差に関して、幼児を持つ多くの父母が「我が子の可能性をどうやったら活かすことができるのか?」という疑問や不安を持っているのも現状です。ただやみ雲に幼い頃から習い事や塾に通わせ、「お金」を子供のために使うということで家庭教育が成り立つという落とし穴に陥りがちな昨今、皮肉なことに子供たちの価値観は「お金」という要素に大きく左右され、「幸せの条件=お金」という図式に囚われてしまっています。自分たちの輝かしい未来や夢を思い描くことができず、人間にとっての真の幸せや生きがいを見失いつつあるのも事実です。
親と子がきちんと向き合う時間が減り、親と子のコミュニケーションがうまく図れなくなり、親と子の絆がいつの間にか希薄になり・・・そんな迷える「家庭」という教育の根幹の場をもう一度再生することで、これからの日本の教育、ひいては日本が再生されると確信します。そしてこれこそが私共の目的である「子どもの健全育成や社会教育の推進を図る」大きな要素になると思います。
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